太陽光発電 直流地絡発生(2025/10)

点検

今回も地味なトラブルブログです。今月は忙しくて写真を撮ることを忘れ続けたので、少し以前のトラブル紹介です。よく晴れた日490kwの太陽光発発電が停止。直流地絡のアラームが送られてきました。別の仕事をおいて行ってみると、直流地絡の表示が出ており、パワコンのブレーカーがトリップしていたので、すぐに原因究明に動きます。ここは集電箱×2と接続箱×10あるので、まずは集電箱のブレーカの対地電圧を確認していきます。そこで地絡している接続箱か特定ができたので、問題の接続箱を調べますが、各ストリングには異常がない!・・・接続箱から~集電箱への送りケーブルの絶縁がほぼ0MΩに近く、送りのケーブルが不良か?そんなことあるか?と思いましたが。まずは運転再開を急ぎます。

ケーブル不良と判断して、その回路をOFFにして運転再開。帰社後報告書を書いていましたが、なんか引っ掛かります。現地を思い出し考えていると、ケーブル不良の判断の前にケーブルの端子部を外さず測定してたことに気づき、翌日朝一で確認に行くことにしました。、翌朝現地に行って絶縁不良回路を再度測定すると、すでに絶縁はよくなっていました。なぜ!?・昨日あんなにはっきりと出ていた絶縁不良が自然に治るなんて!真剣モードで原因究明にかかります。

盤内をくまなく調べているとバリスタの部分になにやら焦げた跡を発見!!(^^)!。ドライバーで炭になった物体を落として観察よく見るとそれは小さなナメクジが炭になった姿でした。

原因はナメクジが端子台の直流の+側と盤の金属間で地絡をおこし、電流が流れ黒焦げになって自然乾燥して地絡は収まっていたという感じでしょうか。場所が下の方の端にある端子台で見にくい場所であったため気づくのが遅れてしまいました。

盤の隙間の点検では、特に穴などなく、パッキンは正しくついているので侵入経路の特定はできずに終了。今回は危なく異常のないケーブルの交換を要請してしまうところでしたが、なんとか回避できました。誤判定には要注意です。